猫のヒゲが落ちてる!抜けても大丈夫なの?猫のヒゲについて徹底解説

部屋の中で猫のヒゲが落ちているのを見た事がありますか?
注意してみてみると、意外と抜けてるんです!あんなに太くてしっかりしているヒゲが抜けていると「大丈夫!?」と心配になってしまう方もいると思います。
しかも、猫のヒゲには役割があるのですが…余計に抜けてしまって大丈夫なのか気になってきましたね。
では解説していきます!

この記事を読んだらわかる事
・猫のヒゲは抜けても大丈夫なのか
・猫のヒゲがもつ役割
・猫のヒゲの活用方法

猫のヒゲの役割

毛根には神経が集中していて、色々な刺激や温度の変化も感じ取れるレーダーのような役割を持っています。
ジャンプして高いところに跳び乗ったり歩く時の平衡感覚、周囲の物との距離感を測ることもできますし、周囲に誰がいるか、危険はないかを察知することができるんです。
猫の生活にはどれも欠かせないですよね!

それだけではなく、感情表現にも使われていると言われます。
ヒゲが広がり前に出ているときは遊んだりして興奮している時、毛先が下にさがっているときはリラックスしたり眠たい時、ヒゲが顔に沿うようにくっついているときは警戒している、などヒゲから猫の心情をある程度読み解くことができます。
お家の猫ちゃんが今どんな気分なのか、ヒゲに注目して感じ取ってみてください♪

これだけたくさんの役割を持つ猫のヒゲ
犬はトリミングでヒゲをカットする子もいますが、猫のヒゲは絶対にカットしてはいけません

猫のヒゲが抜ける理由

生えかわり

体毛が抜けてまた生えてくるように、ヒゲも自然と抜けてまた生えてきます。
自然に抜ける分には何の問題もなく、飼い主が気をつける事もありません。

ストレス

猫は自由気ままに生きていて羨ましいと思った人もいるかもしれませんが、実はとても繊細でちょっとしたことでもストレスを感じやすい生き物です。
生活音・近場の工事の音・家族が増えた・引っ越しなど、ストレスの元は出来る限り取り除いてあげましょう。

病気

病気が原因で抜けてしまう場合は要注意です。原因を突き止めて治療ができるのであればすぐに直してあげましょう。日頃からよく猫の事をみておくことが大切です。

猫のヒゲが抜けてしまう病気

ニキビダニ症

体長0.2~0.3㎜ほどの”ダニ”が顔回りの毛穴に住んでいて、それだけでは問題になりませんが、猫の免疫が落ちているときに発症します。
発症すると皮膚炎を引き起こし、フケが出たりただれや痒みがでます。それによりヒゲまで抜けてしまうのです。
免疫が落ちてしまう原因を動物病院にて検査をして治療をしましょう。

猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)

猫エイズウイルスに感染する事で発症します。基本的には飼い始めるときに検査をしていると思いますが、野良猫を保護した場合は要注意です。猫同士の喧嘩などによって傷ができ、そこからウイルスが感染することによって発症するので、必ず検査をして猫エイズだった場合は他の猫とは会わせないように飼育しましょう。
また、ヒゲが抜けるだけでなく様々な症状がでるので日頃からよく見てあげる事が大切です。

猫のヒゲを保管する人がいる!

さて、猫のヒゲを見つけたらどうしていますか?捨てていますか?
私はなぜか捨てられなくて、ヒゲケースに入れて保管しています(笑)私とおなじように、ヒゲを捨てずに大事にとっている飼い主は沢山いてその活用方法も様々!
今まで捨ててしまっていた人は、これを機に集めてみてはいかがですか?

猫のヒゲの活用方法

ではみなさん、どんな風にヒゲを活用しているのでしょうか?

〇お財布に入れてお守りに
〇剣山に刺して飾っている
〇ぬいぐるみに本物のヒゲを

ぬいぐるみに本物のヒゲを…?と疑問に思いましたか?
そのままの通り、飼っている猫に似ているぬいぐるみの頬に刺して保管している人もいますが、私がこれを読んでいるあなたに知って欲しいのは、羊毛フェルトで作られた人形
愛猫の写真を送ってそっくりに作成してもらう際に、ヒゲを送る事で人形に本物のヒゲを植え付けてくれる作家さんもいるんです!
そっくりなお顔にその子の本物のヒゲがついていたらまさにうちの子そのもの…!!
亡くなった後にメモリアルグッズとして作成を依頼する人もいます。触れるとまるでまた撫でてあげられているようですよね。

これ、お人形なんです、すごいですよね?

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は【猫のヒゲ】について解説しました。猫にとって大事な大事なヒゲ、それには人間にとっても猫の感情を読み取ったり健康状態を見たりと大事なものです。ところで、猫によってヒゲの色が違うのは知っていますか?うちの猫は全部が白いヒゲの子と、根元が黒いヒゲと白いヒゲの2種類が生えている子がいて面白いです。
あなたも、一度猫のヒゲを観察してみては?

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この記事を書いた人

元動物看護師。現在は退職して一児のママ。
動物看護師統一認定試験合格・愛玩動物飼養管理士1級
【過去の飼育動物】犬(ミニチュアダックスフンド)、デグーマウス、スナネズミ、ロボロフスキー、チンチラ
現在は猫とフェレットを飼育中。
仕事とこれまでの飼育経験を活かして発信していきます!

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