初めて犬を迎える!飼うのための準備と心構え

犬を飼いたい!でも何を準備したらいいんだろう?

コロナ禍になり勢いを増したペットブーム。近年はペットを飼育可能な賃貸の物件も増えてきて、飼育に踏み込みやすい環境になりました。犬を飼いたいけど、迎え入れる準備やその後の生活については不安がある人は多いと思います。この記事では初めて犬を飼うあなたに分かりやすく紹介していきます。

この記事を読んだらわかる事

  • 犬を迎える前に確認すべきこと
  • 飼育する上で必要となるもの
  • しつけについて
  • 大切な時間を守るための健康管理
目次

犬を迎える前に確認すべきこと

費用を負担できるか?

犬を飼育するための初期費用は、生体購入費+3万円程~。
犬種によって生体の購入費・ゲージ・トイレ・首輪とリード・ドッグフードなどの費用は変わります。その他トリミング代・予防薬・治療代・万が一に備えるペット保険代などの費用がかかります。
保健所から迎える場合は生体購入費はかからないかもしれませんが、その子を養っていくための費用は必ずかかりますのでよく考えて迎え入れましょう。

毎日散歩をしてあげられるか?

犬種や犬のサイズによって異なりますが、お散歩は必須です。
小型犬であれば1日1回20~30分程、大型犬は1日2回30分~1時間程連れて行ってあげるとよいでしょう。
柵などで脱走の危険がない安全が確保されたお庭があれば、お庭で遊んであげるのもいいですね。休日にはドッグランに連れて行ってあげるのも他のワンちゃんとの交流もできてオススメです♪

旅行などで家を空ける予定はないか?

与えられたご飯を全て食べてしまう子が多い犬を家に置いて外泊する事はできません。では旅行などで家を空けるときはどうしたらいいでしょうか?
ペットホテルに預けましょう。親族や知人に預ける方法もありますが、トラブルを避けるためにも動物病院などに預ける事をオススメします。
また、犬も一緒に泊まれる宿泊施設もあるので愛犬と旅行を楽しむ事も出来ます♪

一生の家族になれるか?

犬の寿命は小型犬で平均13~15歳大型犬は平均10~13歳
お迎えしたからには、最期まで家族でいると誓えますか?日本では殺処分がまだまだなくなりません。引っ越し先に連れて行けない、成長になって可愛くなくなったなど、様々な理由で無責任に手放してしまう人がいます。
家族に迎え入れた子が天国に行くその時まで、愛情をもって大切にできますか?
自分のライフスタイル、仕事(転勤の有無)、アレルギーになってしまった時の対応など様々な事を考えたうえでお迎えしましょう。

犬を迎え入れるための準備には何が必要なのか

ドッグフード

基本的には「総合栄養食」を与えましょう。これだけあげれていれば栄養が偏らない!というフードです。病気になってしまった場合は獣医から指定されるフードを与える必要があります。

食器、給水機

フード、水を与えるための食器を準備しましょう。給水機は様々なタイプがありますので犬のサイズなどを考え、飲みやすい物を選びましょう。

ゲージ

お留守番には必須です。ゲージに入れずにお留守番をさせている人もいますが、犬が落ち着ける場所を作ってあげる事も大切です。また、ゲージに入るしつけやトイレを覚えるトレーニングにも必要です。

トイレ・ペットシーツ

犬にトイレトレーニングは必須です。常に清潔にし、異常に早く気付けるようにしましょう。
排泄物に病気のサインが出ていることがあります。

リード・首輪

お散歩など外出する際は必ず装着しましょう。犬を事故から守るだけでなく、人や他の犬に怪我をさせてしまう事を防ぐためにも必要です。「うちの子はノーリードでも大丈夫」は悲しい事態を招いてしまうかもしれません。
”伸びるリード”という商品もありますが、道路への飛び出しなど危険ですので伸びないリードを選びましょう

おもちゃ

安全なおもちゃを用意しましょう。遊ぶことは犬のストレスを軽減します。また、犬と飼い主とのコミュニケーションにも役立ちます。

ブラシ

毎日のブラッシングに必要です。月1回のトリミングだけでは毛が絡んで毛玉になってしまったり、それが原因で皮膚病になってしまう事もあります。
また、ブラッシングも大切なコミュニケーションの1つになります。

しつけってしないとだめ?

しつけをする意味と基本

人間と犬が共に生活するためにしつけは必須です。
犬が周囲の人に迷惑をかけず、人と快適に暮らせるようになるために最低限のしつけをしましょう。

〇おすわり…興奮して人に飛びかかったりすることで起こる事故などを防ぐ
〇待て…玄関から出るとき、散歩中の信号待ちなどに飛び出してしまう事故を防ぐ
〇咬ませない…小型犬でも噛む力が100㎏ある子もおり、自分や他人を噛んで怪我をさせることを防ぐ
〇無駄吠え…近所との騒音トラブルを防ぐ
〇ハウス…災害時の避難や環境が変わった時にも落ち着く場所となる
〇トイレ…家の中で排泄する場所を決める

これらが出来るようになれば自分や周囲へ怪我をさせることを防ぎ、犬自身を守ることにもなります。
ただ可愛がるだけではなく、言葉で会話ができない分トラブルなく平和に暮らしていくために一緒に頑張りましょう!

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しつけができなかったら

しつけの方法は今は調べたらいろいろな方法が紹介されていますが、しつけがうまくできず「噛むから」「うるさいから」「粗相をするから」など人間の都合で捨ててしまう人がいます。
自分ではうまく教える事が出来なかった場合には諦めずに向き合い、しつけのプロに頼みましょう!
ドッグトレーナーに依頼して愛犬と一緒に訓練を受けるコースと、愛犬を預けて訓練してもらうコースがあります。
どんなことに悩んでいて、どのように解決したいのか、お近くのドッグトレーナーさんに相談してみてくださいね♪

ずっと健康でいてほしいから

病気から守る予防接種

  • 義務:狂犬病ワクチン
    狂犬病は致死率100%の感染症であり、狂犬病にかかった犬に噛まれると人間も感染・発症する恐ろしい感染症です。接種を怠ると罰金を科されることもあります。(病気や老衰などの理由により接種を免除される場合があります)
  • 任意:混合ワクチン(2~8種)
    混合ワクチンの接種は任意ですが、ドッグランの使用・ホテルやトリミングに預ける際に接種証明が必要な場合が多いです。住んでいる環境によって推奨される種類が変わってきますので、何種のワクチンにするか迷う場合は獣医さんに相談しましょう!

動物病院の選び方

犬を迎えたらかかりつけの動物病院を見つけましょう。いざ体調を崩した時に健康状態のデータがあれば診断しやすくなります。かかりつけを決めるためのポイントをいつくかご紹介します。

  • 家から近い…緊急時などなるべく近い方が安心ですよね
  • 先輩飼い主からの口コミ…待ち時間・獣医や看護師の対応・院内の清潔感など先輩飼い主に聞いてみましょう
  • 健康診断を行っているか…健康状態での数値を記録・病気の早期発見など定期的な健康診断が大切です
  • 料金に納得できるか…動物病院は自由診療なので、病院によって料金に差が出てきます
              納得のいく治療を納得のいく料金で受けましょう

まとめ

今回は【犬を迎える準備と心構え】について解説しました。
犬を迎えると毎日の散歩など大変なこともありますが、毎日たくさんの愛を与えてくれます。そんなかけがえのない家族になる子を迎えるための準備も楽しんで、万全の体制でお迎えしましょう!

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この記事を書いた人

元動物看護師。現在は退職して一児のママ。
動物看護師統一認定試験合格・愛玩動物飼養管理士1級
【過去の飼育動物】犬(ミニチュアダックスフンド)、デグーマウス、スナネズミ、ロボロフスキー、チンチラ
現在は猫とフェレットを飼育中。
仕事とこれまでの飼育経験を活かして発信していきます!

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