猫を初めて飼う方は、どんな物を準備して迎えたらいいのかわからない事が多いですよね。
何にどれくらい費用がかかるのかも不安ポイントだと思います。
この記事では、まず猫を迎え入れるために必要なものとそれらにかかる初期費用がだいたいどれくらいなのかを解説します。
ペットを迎え入れるということは一生の家族になるということ。
事前にしっかりと準備をして、最高の状態でお迎えしましょう!
猫を飼う前に確認する事
- 家族にアレルギーはいないか
-
「アレルギーだから飼えなくなった」ということにならないように。
飼った後にアレルギーになる人もいますし、生まれた子供がアレルギーになる事もあります。
そうなったときに捨てるのではなく、どうするのかしっかりと家族で話し合いましょう。 - 猫を飼育できる家か
-
持ち家の場合は大丈夫ですが、賃貸の場合は猫の飼育が可能なのか確認しましょう。
猫は吠えないし散歩も必要ないのでバレないと思う方もいるかもしれませんが、排泄物の臭いやゴミでバレます。また、壁で爪研ぎをして傷つけてしまった場合は壁紙の張替え費用に加え、違約金が発生する恐れもあります。ペット飼育不可の家に住んでいる人の中には「アレルギーだから動物と接触したくない」という人もいます。
トラブルになりかねないので、今飼育不可のお家に住んでいるのであれば飼育可のお家に引っ越しましょう。 - 窓の鍵・網戸は壊れていないか
-
猫はよく窓際で外の様子を見ていたり日向ぼっこをしますが、外に興味をそそられるなにかがあった時に鍵が壊れていて窓が開いてしまったり、網戸に穴が開いていたりすると脱走されてしまいます。
3階以上のベランダから落ちた時に転落死してしまう事故も多いので必ず確認しましょう。 - 観葉植物は置いていないか
-
観葉植物の中には猫によって危険なものがたくさんあります。
葉を食べたり樹液に触れるだけで有毒なものもあれば、棘がささって怪我をする恐れもありますので観葉植物が好きな方は注意しましょう。
猫に無害な観葉植物もありますので、どうしても部屋に置きたい方は無害なものの中から選びましょう。
猫を飼うのに必要最低限の物
1.キャットフード
【ロイヤルカナン】は動物病院でも取り扱われているフードです。
どこのメーカーのフードをあげようか迷う場合はお試しください♪
【ジャガー】
完全肉食動物の猫には質のいいタンパク質が重要&消化に負荷のかかる穀物は使用していないグレインフリーで安心!
また、原材料はヒューマングレード(人間でも食べられる質)なのに、定期購入でお得に購入できます。


2.食器
- フードボウル
-
〇食べやすい高さ
〇重量があって安定している
〇ヒゲがあたらない形状
〇お手入れしやすいもの
これらのポイントに注目して選びましょう。
- 給水機
-
お皿に入れるタイプ・ろ過された水が湧き出てくるタイプ・減った分だけ出てくるタイプなど
いろいろなタイプの物がありますのでお好みの物を探してみてください。
3.トイレ
猫のトイレは飼育数+1個用意するのが理想です。
大きく分けて2種類のタイプに分かれていて、固まる砂を使うトイレとシステムトイレがあります。
〇固まる砂を使うトイレ:トイレ本体+砂
〇システムトイレ :トイレ本体+固まらない砂+ペットシーツ
猫には砂やトイレの形状に好みがある子もいるので、お気に入りを見つけてあげましょう♪
4.キャットタワー
猫の運動能力は非常に高く、高いところに登ったりジャンプして運動できる場所を設けることが大切です。
また、高いところから見渡すことができるので安心感を得られ、飼い主とのコミュニケーションを避けて自分の時間を過ごすこともできます。猫は本能的にも高い場所が好きなので、猫が快適に暮らすためには必須アイテムです!
5.爪とぎ
猫の爪とぎには理由があります。
〇爪の手入れ
〇運動やストレッチ
〇マーキング行動
〇ストレス解消
以上の理由から、「爪を研ぐ」という行動は自然な行動なので辞めさせようとしてはいけません。
でも壁やラグで爪を研がれたらショックですよね…
なので、爪研ぎはもちろんですが、研がれたくない場所には対策をしておきましょう!
6.キャリーケース
こちらも必ず用意しましょう。
使用する主な場面としては、動物病院に連れて行く・車移動をする時があると思います。
猫をキャリーケースに入れずに外出するのは危険なので絶対にやめましょう!
元動物看護師の私がオススメするタイプをご紹介します。
〇正面と上部にドアがある
〇サイドのバックルを外して上半分を外すことができる
〇布製ではないので形が崩れない
特に、怖がりな猫ちゃんを診察室で出す時にはこのようなケースで連れてきてもらえるとスムーズに
出してあげられるので、このようなタイプでお好みの物を探してみてください!
7.ベッド
猫は1日のほとんどを寝て過ごすので、ベッドを準備してあげると良いです。
高い場所や日の当たるところなど、猫ちゃんの好きな場所に置いてあげましょう♪
8.おもちゃ
おもちゃも猫の運動不足・ストレス解消に必要です。
小さい部品や飾りつけのあるものは誤飲してしまう危険があるので避けましょう。
9.首輪・迷子札
猫が脱走してしまった時に迷子札をつけていると他の猫との見分けがつきますし、保護されていた時には連絡をもらえるなど再会に大きく貢献します。
しかし、高いところから降りるときに首輪が引っかかってしまう事故が起きる事もあります。
そんな事故を防ぎ、迷子札までついている首輪をご紹介します!
10.脱走対策グッズ
猫は生涯室内飼いをしましょう。
外は猫にとって危険でいっぱいです。交通事故や気温などの環境、望まない妊娠、毒入りの食べ物を与えられて亡くなる事もあります。
そのため、元野良猫ちゃんであっても外に出す事はやめましょう。
脱走しないために様々な対策グッズがありますので、家の構造に適したもので猫を守りましょう。
お世話をするのに欠かせない物
上記でご紹介したもの以外にもお世話に必要な物です。こちらも準備しましょう!
〇ブラッシング用のブラシ 〇爪切り 〇コロコロ 〇臭わない袋 〇ペット消臭スプレー
〇パクパクローラー 〇マウスクリーナー
まとめ
【猫と幸せに暮らすために準備するもの10選】ご紹介してきました!
猫をお迎えするのに初期費用がどれくらいかかるのかもなんとなくイメージができましたか?
今はインテリアに馴染むおしゃれなグッズも沢山出ているので、猫ちゃんの事を考えてあげた上でお好みの物を探せると思います。
素敵な猫ライフになりますように
コメント