
今が旬の果物を愛犬にも食べさせてあげたい!
あげても大丈夫な果物を教えて!
夏が旬の果物はみずみずしいし、愛犬にもお裾分けしたいと思いますよね。私も愛犬と一緒にいろんな果物を食べました。そのためには、与えてもいいもの・与えてはいけないもの・注意が必要なものを知っていなければいけません。正しい知識を身につけて、安全においしい果物をあげましょう!
それでは、犬が食べても大丈夫な夏が旬の果物を10個教えちゃいます!
この記事を読んだらわかる事
1.犬が食べてもいい夏の果物
2.果物を与える上での注意点
3.絶対に与えてはいけない果物
犬に与えてもいい夏の果物


スイカ
水分が多く低カロリーで水分補給としても適しています。他の果物にはあまり見られないシトルリンでむくみ予防も。
栄養豊富ですが、尿路結石(ストルバイト)・腎不全・ウリ科のアレルギーがある子はやめておきましょう。
メロン
水分が多く、体に吸収されやすい糖分が含まれているので食欲がない時におすすめです。
ビタミンC・カリウム・βカロテンが豊富なので栄養満点!
ただし腎不全・心不全の子はやめておきましょう。




ブルーベリー
アントシアニン・ルテイン・ビタミンEが含まれており、抗酸化作用・抗炎症作用・免疫力UP・血糖値の上昇抑制・皮膚の健康効果が期待できる優秀な果物です。
しかし、あげすぎると肥満・排便困難・アレルギーを発症する事もあるので注意しましょう・
バナナ
栄養豊富で、ここで簡単に説明することが難しい程嬉しい効果がたくさん期待できる果物です。
しかし、腎不全・心不全・尿路結石(ストルバイト)の子はやめておきましょう。
また、歯にくっつきやすいので与えた後は歯磨きをしてあげると良いです。




梨
水分が多く、アスパラギン酸で疲労回復にも役立ちます。
またプロテアーゼという酵素で胃腸が弱っている時に与えるのもおすすめです。
ただし、カリウムは腎不全・心不全の子には与えず、便秘の子には与えすぎに注意しましょう。
また、熟していない実はアミグダリンという有害物質が含まれていて中毒を起こす危険があります。
桃
抗菌作用のあるカテキンが含まれており、病気の予防・老化の抑止・、血圧値上昇の抑制、血中コレステロールを下げる作用にも期待できます。
しかし種には有毒成分が含まれており、誤飲がよく報告されているので注意が必要です。
また、腎不全・バラ科のアレルギーのある子には与えないようにしましょう。




さくらんぼ
栄養豊富で抗酸化作用・抗炎症作用・免疫力UP・血糖値上昇の抑制の他に、クエン酸で疲労回復の効果が期待できます。
ソルビトールは便秘の解消に役立ちますが、大量に与えてしまうと下痢をしてしまうので注意。
また、さくらんぼの種にも有毒成分が含まれていて中毒を起こすことがあるので誤飲に注意しましょう。
パイナップル
肉や魚のたんぱく質を分解するブロメラインという酵素が含まれており、消化のサポートや消火不良の予防に役立ちます。
しかし、血栓予防薬を服用している子がこのブロメラインを摂取すると薬の効果が強くなって血が血が止まらないなどの可能性があるので獣医に確認しましょう。
また、カロリーや高めで繊維が固いので与えすぎには注意しましょう。




キウイ
消化吸収に役立つアクチニジンというタンパク質分解酵素が含まれています。食後に与えるのが◎
食物繊維、ビタミンC・Eなどの栄養素が含まれていますが、カリウムやシュウ酸も含まれているので尿石症や腎不全の子には与えないようにしましょう。
また、種は消化しずらいのでなるべく除いて実だけを与えるようにしましょう。
ビワ
クロロゲン酸やβ‐カロテンの抗酸化作用で発癌予防が期待できます。β‐カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康に役立ちます。
ですが、ビワの種・葉・未熟な実にはアミグダリンと言う成分は犬の体内でシアン化水素という青酸に変わり、中毒症状を引き起こすリスクがあるため注意しましょう。


果物を与える上での注意点
これまで犬が食べても大丈夫な果物を紹介してきましたが、与える上でいずれも注意点があります。
- カロリーに気をつける
- アレルギーに気をつける
- 持病がある子は獣医に相談する
- 誤飲に気をつける
絶対に与えてはいけない果物


ブドウ
食べると中毒を起こして急性腎不全を発症し、死んでしまうこともあります。
ブドウに含まれるどの成分が中毒を引き起こしているのかは解明されていませんが、実・皮・レーズンいずれも絶対に与えないでください。
食べてしまった場合は2~5時間ほどで症状が出始め、食欲・元気減退、嘔吐・アンモニア臭の口臭などが見られます。
症状の発症を待たずに、食べてしまった場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
イチジク
イチジクの実・皮・葉にはソラレン、フィシンなどの中毒性のある物質が含まれています。
食べてしまうと、下痢・嘔吐・粘膜のただれや口内炎・脱水症状など命に関わる症状を引き起こします。
ドライフルーツも与えてはいけません。
舐めるだけでも危険なので、飼い主がイチジクを食べる際は十分に注意しましょう。


まとめ
いかがでしょうか。
今回は【犬が食べられる夏の果物10選】を解説してきました!
一緒に食べて夏を感じるためにも、愛犬にあげても大丈夫なのかを必ず調べて安全だと分かってから与えてくださいね。与えてよい果物でも大量に与えてはお腹を壊してしまうこともありますので、適切な量を与えるようにしましょう!
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